![]() 公式ライブは一枚のみ。ベスト盤は世界共通盤、各国独自編集盤、そしてオリジナルアルバム未収録曲が入っていながら廃盤のままの貴重なものも。各国独自編集盤は他にもいろいろありそうです。最下段にオリジナルアルバム未収録曲についてのコメントを記しました。 OFFICIAL LIVE ![]() 『アライブ・イン・アメリカ』 1995.10 Babylon Sisters / Green Earrings / Bodhisattva / Reelin' In The Years / Josie / Book Of Liars / Peg / Third World Man / Kid Charlemagne / Sign In Stranger / Aja 93年から94年にかけて行なわれた再結成ツアーのライブ録音。ウォルター・ベッカーのソロ曲も収録されている。どうせなら2枚組にしてほしかったところだが、このころの音質のいいブートは多数あり。 COMPILATIONS ![]() 1977.12 UK only Do It Again / Sail The Waterway / Dallas / Haitian Devorce イギリスのABCレコードが発売。幻のデビュー曲「ダラス」「セイル・ザ・ウォーターウェイ」収録。「ハイチ式離婚」が入っているのは、このシングルがイギリスでヒットしたからか。廃盤。 ![]() 『スティーリー・ダン』 1978 JAPAN only *Premium cover photo is an alternate take of AJA Do It Again / Dallas / Sail The Waterway / Black Friday / Aja / Kid Charlemagne / Rikki Don't Lose That Number 日本のABCレコードが発売。幻のデビュー曲「ダラス」「セイル・ザ・ウォーターウェイ」収録。山口小夜子のジャケット写真は『エイジャ』の別テイクという超貴重品。廃盤。 ![]() 『グレイテスト・ヒッツ』 1978.11 1: Do It Again / Reelin' In The Years / My Old School / Bodhisattva / Show Biz Kids / East St. Louis Toodle-oo / Rikki Don't Lose That Number / Pretzel Logic / Any Major Dude Will Tell You /2: Here At The Western World / Black Friday / Bad Sneakers / Doctor Wu / Haitian Divorce / Kid Charlemagne / The Fez / Peg / Josie スティーリー・ダンとの契約が切れたABCレコードが苦し紛れに出した2枚組のベスト盤。未発表曲「ヒア・アット・ザ・ウエスタン・ワールド」収録。 ![]() 『スティーリー・ダン』(ワンダリング・ミュージック・シリーズ) 1981 JAPAN only 1: Do It Again / Bodhisattva / Your Gold Teeth II / Hey Nineteen / Rikki Don't Lose That Number / Black Friday / Peg / Barrytown / With A Gun / Midnite Cruiser /2: The Royal Scam / Home At Last / Pretzel Logic / Black Cow / Aja / Reelin' In The Years / Don't Take Me Alive / Pearl Of The Quarter / East St Louis Toodle-Oo 日本のみで発売された2枚組のベスト盤。帯には「ワンダリング・ミュージック」と書かれているが、シリーズ物か。なかなか奇妙な選曲である。廃盤。 ![]() 『ゴールド』 1982.7 Babylon Sisters / Black Cow / Chain Lightning / Deacon Blues / FM / Green Earrings / Hey Nineteen / King of the World ベスト盤。未発表曲は収録されていない。廃盤。85年には未発表曲を収録した『エクスパンデッド・エディション』が発売される。 ![]() 『ザ・ベリー・ベスト・オブ・スティーリーダン』 1985 Babylon Sisters / Bad Sneakers / Black Cow / Bodhisattva / Deacon Blues / Do It Again / Doctor Wu / The Fez / Haitian Divorce / Hey Nineteen / Josie / Kid Charlemagne / My Old School / Peg / Pretzel Logic / Reelin' In The Years / Rikki Don't Lose That Number / Show Biz Kids 2枚組ベスト盤。未発表曲は収録されていない。欧州と日本のみの発売か。なぜかCD化されている。 ![]() 『ザ・ベスト・オブ・スティーリーダン』 1985 FM / Black Friday / Babylon Sisters / Deacon Blues / Bodhisattva / Hey Nineteen / Do It Again / Peg / Rikki Don't Lose That Number / Reelin' In The Years / East St. Louis Toodle-oo / Kid Charlemagne / My Old School / Bad Sneakers ベスト盤。サントラ『FM』(廃盤)に収録されていた「FM」を収録。 ![]() 1987 EUROPE only Any Major Dude / Black Friday / The Caves of Altamira / Do It Again / Doctor Wu / The Fez / FM / Haitian Divorce / Kid Charlemagne / My Old School / Peg / Pretzel Logic / Reelin' In The Years / Rikki Don't Lose That Number / Show Biz Kids 2枚組ベスト盤。未発表曲は収録されていない。欧州のみの発売。廃盤。 ![]() 『ゴールド(エクスパンデッド・エディション)』 1991.10 Hey Nineteen / Green Earrings / Deacon Blues / Chain Lightning / FM / Black Cow / King Of The World / Babylon Sisters / Here At The Western World / Century's End (Fagen solo) / True Companion (Fagen solo) / Bodhisattva (live) ベスト盤。85年のタイトルのCD化。「FM」のサックスをフィーチャーした新バージョンと、「ヘイ・ナインティーン」のシングルB面に収録されていた「菩薩」のライブバージョンを収録。さらにドナルド・フェイゲンがサントラ用に書き下ろした2曲も収録。 ![]() 『リマスタード・ザ・ベスト・オブ・スティーリーダン 〜ゼン・アンド・ナウ』 1993.11 Reelin' In The Years / Rikki Don't Lose That Number / Peg / FM / Hey Nineteen / Deacon Blues / Black Friday / Bodhisattva / Do It Again / Haitian Devorce / My Old School / Midnite Cruiser / Babylon Sisters / Kid Charlemagne / Dirty Work / Josie デジタル・リマスターされたベスト盤。以前のMCAから発売されたシリーズはすべてマスターテープのアナログコピーからマスタリングされた詐欺同然の代物だったため、全面的にリマスタリングされたわけである。 ![]() 『スティーリー・ダンBOX』 1993.12 ALL SONGS FROM ORIGINAL ALBUM plus / Here At The Western World / Bodhisattva (live) / Everyone's Gone To The Movies (demo) ボックスセット。リマスターされた『キャント〜』から『ガウチョ』までの全曲に加え、「ヒア・アット〜」「菩薩(ライブ)」、ただ1曲の未発表曲として「エヴリワン・ゴーン・トゥ・ザ・ムーヴィーズ」のデモバージョンを収録。豪華?ブックレットつき。ファンをなめきった商品。 ![]() 『ショウビズ・キッズ:ザ・スティーリー・ダン・ストーリー』 2000.11 Do It Again / Dirty Work / Reelin' In The Years / Only A Fool Would Say That / Change Of The Guard / Bodhisattva / The Boston Rag / Show Biz Kids / My Old School / Rikki Don't Lose That Number / Night By Night / Pretzel Logic / Any Major Dude Would Tell You / Black Friday / Bad Sneakers / Doctor Wu / Any World / Chain Lightning / Kid Charlemagne / Don't Take Me Alive / Haitian Devorce / The Fez / Here At The Western World / Black Cow / Aja / Deacon Blues / Peg / Josie / FM / Babylon Sisters / Hey Nineteen / Time Out Of Mind / Third World Man 2枚組。入門者向けにはバランスの取れた選曲か。 ![]() 『ピアノ・ジャズ - フィーチャリング・スティーリー・ダン』 2005 Conversation / Limbo Jazz / Conversation / Josie / Conversation / Mood Indigo / Conversation / Star Eyes / Conversation / Meditation Blues / Conversation / Things Ain't What They Used to Be / Conversation / Chain Lightning / Conversation / Black Friday 実はスティーリー・ダンとしての公式リリース。ジャズピアニストのマリアン・マクパートランドが司会を務めるFM番組にゲスト出演したときの音源。あれこれ対話しながらリラックスした雰囲気で演奏を繰り広げている。 ![]() 『ベリー・ベスト・オブ・スティーリー・ダン』 2006 Do It Again / Dirty Work / Reelin' in the Years / Bodhisattva / My Old School / Rikki Don't Lose That Number / Black Friday / Bad Sneakers / Kid Charlemagne / Deacon Blues / Peg / FM / Hey Nineteen / Babylon Sisters / Cousin Dupree / Things I Miss the Most ベスト盤としては初めて2000年の復活後の曲が収録された。 ![]() 2007 Do It Again / Reelin' in the Years / Only a Fool Would Say That / My Old School / Rikki Don't Lose That Number / Any World (That I'm Welcome To) / Deacon Blues / Josie / Time out of Mind / Third World Man このご時世において、あまりにも内容が薄くないか? ★オリジナル・アルバム未収録曲についてのコメント。 Dallas デビュー・シングル。ジム・ホッダーの歌声といい、ジェフ・バクスターのペダル・スティールといい、なんともカントリー臭い曲。『キャント〜』に入っていてもまったく違和感はないが。バクスターはかなり気に入っているらしい。デビュー時にオンエア用としてプロモーションされたが、スティーリー・ダンの音楽性が誤解されるとして、間もなく回収されたとか。 77、8年に日英のABCレコードが他曲とのカップリングで「ダラス」「セイル〜」をミニLPにて再発したが、その後は日の目を見ず。今となっては再発してもいいと思うのだが。 Sail The Waterway 「ダラス」のB面。地味すぎる。捨て曲ですな。 FM 映画『FM』用に書き下ろした曲。オリジナル・アルバムの曲に比べて大衆を意識しているように感じる。サビ後のギターのフレーズなんかが特に。ストリングス・アレンジはサントラを意識してとのことだが、あまり必要性を感じない。 なお、間奏と後奏がギター・ソロのオリジナル・バージョンと、『ゴールド(エクスパンデッド・エディション)』などに収録されているサックス・ソロのニュー・バージョン、『FM』サントラ盤にのみ収められているインストのみの「リプライズ」、さらにAMラジオでのオンエア用に、サビの「エ〜フエ〜ム」の「エフ」部分に、「エイジャ」のサビの「エイ」を叩いて「エ〜イエ〜ム」とした「AM」バージョンと、合計4つものバリエーションがある。「AM」はTomas Broberg's Steely Dan Homepageにて、リアルプレーヤーで聴けます。 Here At The Western World 『ロイヤル〜』から漏れ、『エイジャ』でも漏れ、ようやく『グレイテスト・ヒッツ』にて日の目を見た曲。しかし『ロイヤル〜』向きかな。ちょっと地味だがマイケル・オマーティアンのピアノがきれいな佳曲。
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